遊んで算数に強くなる!親子で遊んで論理的思考力アップ!
ルールは簡単!相手のカードの数字を推理して当てるゲーム「アルゴベーシック」の紹介
小学校低学年から子供と駆け引きが楽しめる
カードの配り方次第で難易度のアレンジも可能
遊び方と面白さ,親子で遊ぶアレンジ方法を紹介します
入学祝いのプレゼントにもぜひ!
カードゲームといえば,トランプやUNOが有名ですが,「アルゴベーシック(algo Basic)」という知育ゲームをご存じでしょうか?
簡単なルールなのに奥深く,親子で遊んで論理的思考力アップが期待できるカードゲームです
小学校1年の時に娘にプレゼントし,最初は要領をつかめずに嫌々プレイしていましたが,ルールを理解し,アレンジを加えることで親に勝つ回数も増え,今では自分から「ゲームしよう」と誘ってきます.そんなアルゴの遊び方と面白さ,親子で遊ぶアレンジ方法を紹介します.
アルゴの魅力
- 算数オリンピック委員会 若杉英二氏を中心に東大数学科の有志らと共同開発されたカードゲーム
- ルールは簡単!遊びながら集中力,記憶力,分析力が身に付き,論理的思考力の向上が期待できる
- 親子で真剣に勝負ができ,子供が積極的に取り組める
基本ルール
■内容物
- アルゴカード 24枚
黒カード12枚(0~11まで各1枚)
白カード12枚(0~11まで各1枚)
- ポイントチップ 40枚
赤4枚,青8枚,黄12枚,緑16枚
※チップは今回の説明では割愛します
■概要
- カードは基本ルール通りに並べ,数字が分からないように伏せる
- 対戦相手の伏せてあるカードの数字を当てる
- 相手のカードを先にすべて当てた方が勝ち
■ルール(重要な部分の抜粋)
- カードを4枚ずつ配る
残りのカードは中央に伏せて重ねて置く
- 自分のカードを相手に見せないように確認し,並べる
基本ルール:左から小さい順に並べる
同じ数字は「黒の方が小さい」
この並びはいつも変わらない(守る)
- 中央に重ねたカードの山から1枚引く
⇒引いたカード&手元のカード&相手の白黒の配置から相手数字を推理
- 相手のカードのうち,当てるカードを決めて,数を宣言する
- 相手は正誤の回答をする
- 【失敗した場合】自分:山から取ったカードを表に向けて,手札の中に入れる
相手:当てる番に交代
【当たった場合】相手:当てられたカードを表にする
自分:続けて当てるか,カードを伏せたまま手札に入れるか選択
※当て続ける間,上記を繰り返す
- 相手のカードをすべて表にした方が勝ち
面白いところ
- リスクとリターンを天秤にかけ,選択できる
手札公開のリスクを取って続けて当て続けるか,公開せずに相手にターンを譲るか
状況を判断して選択するところが面白い!
- 白黒のカードだから推理が立てやすい
同じ色で24枚だと運の要素が強くなってしまう
白黒に分かれているところが,よく考えられている!
- 相手が当てに来た数字からも推理が立てられる
相手の発言を覚え,その発言の理由を考えることで,見えている以上の情報を得られる
子供と「あの時こう言ったから,~だと予想できたんだ」という会話ができて,面白い
- 勝敗が決まった後,伏せてあるカードの答え合わせができる(=思考の確認)
どこまで考えていたのか あと1歩足りなかった情報は何か どうやってその状況を作ったのか
「答え合わせ&戦略の公開の時間」が本子どもの思考力を延ばす時間になる
アレンジ方法
- 通常は4枚ずつ手札を配りますが,子供に配る数を減らす
普通は枚数を増やした方が難易度が高くなりそうに見えますが,アルゴの場合は手札が少ない方が相手に与えるヒントが少なく,(配られる数字に依るところも大きいですが)当てにくいです.
何枚が良いか,親子で話し合うのも楽しいです.
- 親には同色のみ4枚,子供は白2枚&黒2枚配る
同じ色のカードが重なるほど相手に多くのヒントを与えるため,難易度調整ができます
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「どんな時に数字が推理できるのか」「なぜ数字を当てられてしまったのか」「子供と親の思考の違いの確認」等を親子で話し合いながら遊ぶと楽しいですよ.
子供なりの考え方を知ることができて,思いもよらない発見があったり,子供の成長を実感できたりします.
はじめは,1500円以上のカードゲームも購入を躊躇しましたが,100回以上プレイして,買った価値はありました.
今後も子供と遊びながら,論理的な思考力を鍛えられる素材を探していきます!
コメント